Tuesday, August 28, 2012

マックイーンの夏

約2年間のインターンを終えてメトロポリタン美術館を去るとき、私の上司が2冊の本を送ってくれた。


1冊は当時携り、2011年11月に再オープンしたイスラムギャラリーのカタログ、もう1冊は夏に期間限定で展示されていたアレキサンダー・マックイーン展のカタログ。


今日久々にそのカタログを手に取り、展示会場を度々訪れた去年の夏を思い出す。


141年というメトロポリタン美術館の歴史の中で歴代8位、661509人という観客数誇るアレキサンダー・マックイーン展”Savage Beauty”、すべての奇跡が重なり合って起こった偉業に違いない。



"It is important to look at death because it is a part of life. It is a sad thing, melancholic but romantic at the same time. It is the end of a cycle - everything has to end. The cycle of life is positive because it gives room for new things."
”人が死を見つめるのは大切な事だ。なぜなら死は生の一部だから。それは哀しくて切ない、だけど同時にロマンティックでもある。すべての循環の終わりは、実はポジティブの象徴。それは、終わりによって新しいものが生まれる奇跡を呼ぶから”




そして彼は、伝説となった。










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