ドイツ、ベルリンで2つの戦争を経験した女性がいました。
彼女の名前はケイティー・コルヴィッツ、アーティストです。
コルヴィッツの作品はタイムレスな魅力に溢れ、見るものを惹き付けます。
子供を失った親。
親を失った子供。
彼らの嘆き、悲しみが胸に響きます。
いつも当たり前に隣にいてくれた人を突然失う辛さ。
慣れない不自由な暮らし。
そしてやり場のない不安。
何度となく人々の暮らしに襲いかかる闇を描いた彼女の作品を、ふっと観たくなりました。
東北の大震災で亡くなられた方々のご冥福を心より申し上げます。
そして被災地で不自由な暮らしを強いられている方々、どうかご自愛くださいませ。
*なお、ご興味のある方の為にドイツに幾つかあるケイティー・コルヴィッツ美術館の中から、私が訪ねましたベルリンの美術館の英語/ドイツ語サイトをご紹介いたします。
http://www.kaethe-kollwitz.de/museum-en.htm
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